先週末に水蒸気噴火を起こした御嶽山には、未だ救助を待つ人が残されているようです。誠に痛ましい災害です。噴火の兆候は無かったとの報道も当初はありましたが、気象庁では数日前に御嶽山を震源とする地震の頻発を検出していたそうです。もし、この情報が広く公にされていれば、また、登山者がこれを知ることができれば災害に遭われたかたはもっと少なかったかも知れません。

今月の初めころ、白根山のそばにいたのですが、近くの道の駅には注意情報は掲示されており、また、白根山頂に続く登山道近くにあるレストハウスはロープで囲われており、立ち入り禁止になっていました。しかも、その時も夜間は近くを通る国道は通行禁止になっており、随分と厳重な管理と注意喚起が行われていましたが、御嶽山はどうだったのでしょうか。やはり情報は大切だと痛感した次第です。